追突防止を怠り追突、首都高でも

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4日、東京都江東区内の首都高速湾岸線で、追越車線上に停止していたキャリアカー(自動車運搬車)に大型トラックが追突、前方でタイヤ交換を行っていた男性が死亡する事故が起きた。追突してきた大型トラックを運転していた32歳の男性も重体となっている。

警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午前3時30分ごろ。江東区辰巳3丁目付近の首都高速湾岸線西行きで、追越車線上で停止していたキャリアカーに対し、後ろから走ってきた大型トラックが激突した。

大型トラックは減速せず衝突したため、キャリアカーは前方に押し出され、キャリアカーの運転手でパキスタン国籍を持つ38歳の男性がタイヤに巻き込まれて死亡。追突した大型トラックを運転していた32歳の男性も内臓を損傷して重体。

キャリアカーはタイヤがパンクして走行できなくなったため、追越車線上に停止、運転していた男性が車外に出てタイヤの交換作業を行っていた。

だが、後部に三角表示板を置いたり、発炎筒を焚くなどの追突防止策を怠っていたことから、大型トラックを運転していた男性はキャリアカーで停止していることには気づかず、そのまま激突したものとみられている。

現場は片側3車線で、見通しの良い直線区間。警察では「異常を感じたら走行車線側の路肩に退避し、すぐに必要な追突防止策を取ってほしい」と呼びかけている。

《石田真一》

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