【D視点】アウディの金太郎とホトトギス

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】アウディの金太郎とホトトギス
【D視点】アウディの金太郎とホトトギス 全 9 枚 拡大写真

★この「シングルフレーム」が目に入らぬか

【画像全9枚】

すっ飛びイメージで競合をしのぐ勢いの性能を自慢したいアウディユーザーにとっては、「シングルフレーム」は「三つ葉葵の印籠」のような威力がある。ただ少々、甘いのではなかろうか。ちょうど金太郎飴のように。

同一人物でも大人の顔と子供の顔では明らかに違う。また兄弟なら、似てはいるけど違っているのが当たり前だ。成長過程や性格の違いが内面からにじみ出て、それぞれ固有の顔になったと考えられる。

クルマでも同じように、それぞれ使用用途や所有の目的が違うわけであるから、その顔つきが違うのは当然と考えたい。

これまでアウディのフロントグリルは、大きいクルマから小さいクルマまで皆同じような顔をしていた。そしてあまりにも普通で目立たないグリルであった。上品ではあったが人々の注意を引くことはなかった。

ところがA6から採用したアウディの新しい顔「シングルフレーム」のフロントグリルは目立つ。A3そしてA4と同じような顔が次々と発表されるにつれて、なおさら見過ごすことが出来なくなってきた。

顔は重要な意味を含んでいることを知って欲しい。ラグジュアリーカー・メーカーとしてコーポレートメージを大幅に向上させたアウディが、さらにブランドイメージも向上することを願った、ファンからのエールがこの一文なのだ。

★鳴かぬなら、鳴かしてみせよう
★ギリギリブランド戦略
★この「シングルフレーム」が目に入らぬか

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る