【アウディ A6アバント 詳報】その3 高性能を意識させない自然なフィーリング

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【アウディ A6アバント 詳報】その3 高性能を意識させない自然なフィーリング
【アウディ A6アバント 詳報】その3 高性能を意識させない自然なフィーリング 全 7 枚 拡大写真

フロントヘビー傾向を見せるV8モデルでのアップテンポなコーナリングでさえ、ステアリングを切り込めばスムースに回頭。4本のタイヤはしなやかに路面を捉え、安定した姿勢を保ちつつ狙ったラインを正確にトレースする。「重厚な乗り味」「乗り手の意志に忠実な操縦性」「スポーティなハンドリング」が高い次元でバランスしたドライブフィールは、ボディ剛性面で不利とされるワゴンボディ、大柄のサイズ、V8車で約2トンにも及ぶ車重をまるで感じさせない。

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もちろん、そこにエアサスペンションが介在し、大きく貢献していることは間違いないのだが、あまりに自然なフィーリングゆえ、その存在に気付かないというのが正しい表現かもしれない。

「それでいいのだと思います。エアサスペンションにしてもクワトロシステム(四輪駆動)にしても、目的はドライビングで乗り手が感じるストレスを軽減させること。効果を実感できることより、結果として、あらゆる状況下でリラックスしてクルマを操れることのほうが大事なのです」(マーケティング部 青木徹さん)

動力性能も申し分ない。圧倒的な加速力と静粛性を示す4.2リッターのV8はいうに及ばず、3.2リッターV6の俊敏な吹き上がりやピックアップも魅力的。さらにボトムに位置する2.4リッターV6では177psとパワースペックこそ平凡ながら、実用トルクは充実。CVTとのコンビネーションで見せるスムースな加速は、A6アバントのエレガンスさをさらに際立たせる。

ちなみに、今回の『A6』アバントでは最廉価の“2.4”で586万円、トップグレードの“4.2クワトロ”では、じつに1000万円近いプライスタグを掲げる。人によっては「メルセデスやBMWと変わらないじゃないか」と感じるかもしれない。

が、「決して割高ではないと思います。まだ日本ではアウディのブランド力が希薄なのは否めませんが、デザイン、質感、品質、走行性能……すべてにおいてライバル車を越えている自信はあります」と、青木さん。

確かに。氏がそういい切れるだけの内容を備えていることは、実車を見て、触って、そして走ってみれば、誰もが瞬時に理解し、納得できるはずである。

《戸塚正人》

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