スピンして対向車に激突、5人死傷

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20日深夜、香川県三野町内の県道で、濡れた路面にハンドルを取られてスピンした乗用車に、対向の軽自動車が衝突する事故が起きた。この事故で双方のクルマは大破し、軽自動車側の4人が死傷。乗用車を運転していた19歳の男性も重傷を負った。

香川県警・高瀬署によると、事故が起きたのは20日の午後11時35分ごろ。三野町吉津付近の県道を走行していた19歳の男性が運転する乗用車が雨で濡れた路面にハンドルを取られてスピン。そこに対向車線を走行してきた19歳の女性が運転する軽自動車が回避も間に合わずに衝突した。

2台のクルマは衝突によって大破。軽自動車は衝突の弾みで横転し、運転していた女性と、助手席に同乗していた別の19歳女性が全身を強く打って間もなく死亡。後部座席に同乗していたいずれも18歳の女性2人も全身強打や骨折などで重傷を負っている。また、乗用車を運転していた男性も鎖骨などを折る重傷を負っている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブで、事故当時は強めの雨が降っていた。軽自動車はスピンして立ち往生していた乗用車の助手席側に衝突していたが、ほとんど減速してない状態で衝突したとみられ、衝突によって弾き飛ばされ、横転したものとみられている。

《石田真一》

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