ダイハツ工業は29日、東京・台場のホテルで軽商用車初のハイブリッド車『ハイゼットカーゴ・ハイブリッド』の発表会を行い、瀬尾聖和副社長は軽商用車でハイブリッド車を発売する理由を次のように語った。
「当社は電気自動車をこれまで2000台ほど売ってきたんですが、一充電あたりの走行距離が短いなど、ユーザーからいろいろ要望があったんです。それをなんとか改善しようということでハイブリッドを出したわけです」
それだけに販売先についても、ある程度決まっていて、電気自動車のユーザーは今回のハイブリッド車の登場を待っていたという。
ただ、価格については221万5500円と、ベース車より100万円ほど高く、普及させるにはまだまだ価格を下げる必要がある。「3年後ぐらいには、なんとか150万円以下に抑えたい」と瀬尾副社長は今後の展開について語った。