追い抜きざま銃撃…暴力団に狙われた?

自動車 社会 社会

8月29日、福岡県北九州市八幡西区内の県道で、外国製の高級車が数発の銃撃を受け、助手席側の窓ガラスや車体の一部が破壊される事件が起きた。警察では暴力団関係者に狙われたものとみて、調べを進めている。

福岡県警・八幡西署によると、事件が起きたのは8月29日の午前8時55分ごろ。北九州市八幡西区岸の浦1丁目付近の県道で、25歳の男性が自分の勤務する会社が所有する外国製の高級乗用車を運転していたところ、後方から追い越しを仕掛けてきた乗用車から突然数発の銃撃を受けた。

銃撃してきたクルマは右側から発砲。クルマは左ハンドルだったため、運転していた男性には当たらなかったものの、助手席側(車体右側)の窓ガラスが割れ、右前フェンダーの一部も損傷した。襲撃を行ってきたクルマはスピードを上げてそのまま走り去り、男性は近くの会社に駆け込み、銃撃された事実を伝え、警察に届け出た。

警察では発砲に伴う器物損壊容疑で捜査を開始。車内に弾丸が残されていないかを調べ、拳銃の種類などの特定を急ぎたいとしている。北九州市内では暴力団追放運動などに伴い、これに協力する会社などの建物が銃撃を受ける被害が相次いでおり、警察では男性が勤務する会社と暴力団との間に何らかのトラブルが起きていた可能性もあるとして、関係者から事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る