【福祉機器展05】スズキの新型福祉車両

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【福祉機器展05】スズキの新型福祉車両
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軽自動車ベースの福祉車両ではスズキの福祉車両が入り口近くにあったこともあり、来場者の注目を浴びていた。その中心になっていたのが、8月下旬に発売された軽のミニバン『エブリイワゴン』を改造した福祉車両だ。

「8月下旬の発売と同時に福祉車両への要望が多く、急遽つくったといった感じなんです。ですからパンフレットなんかもないんです。今後は4WDを設定したりして、なんとか来年初めに発売できればいいかなと考えています」とはスズキ関係者。

この福祉車両は車いすスロープタイプで、このスロープはマツダの100%子会社、マツダE&Tから供給されている。そして、スズキはマツダに『AZ-ワゴンi』をOEM供給している。

現在、日本の高齢化は急ピッチで進んでいる。2000年に65歳以上の高齢者人口は17.3%だったが、2015年にはこの比率が26%までに上昇する見込みだ。つまり4人にひとりが65歳以上の高齢者となるわけだ。そのときは「老老介護」が現実のものになり、介護される側だけでなく介護する側にとっても深刻な問題となる。

そうしたとき、安全で使いやすく、簡単に操作できる福祉車両は不可欠だ。それだけに自動車会社が果たすべき役割は、今後さらに重要になってきそうだ。

《山田清志》

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