【緊急インタビュー】G-Link連動「レクサス保険」

自動車 社会 社会
【緊急インタビュー】G-Link連動「レクサス保険」
【緊急インタビュー】G-Link連動「レクサス保険」 全 5 枚 拡大写真

■全損の場合は新車をお届け

——車載通信モジュールからオーナーズデスクへの事故報告が保険の手続きも兼ねるわけですね。

中村 ええ。それに加え10個ある特約(注)をすべてつくりました。なかでも特徴的なのがレクサス車提供特約ですね。いままで全損した場合、お金でしかお支払いしていなかったんですね。それだと、お客様はまた車を買って諸手続をしなければならず、煩わしかったわけです。それを新しい同一の車を提供しようと。そのときは車だけでなく、登録などもすべてこちらで手続きをしてお渡しする。もちろん、オプション装置なども同じものをつけて渡します。もちろん、そのときに車種やグレードを変えようとか、オプションなどをグレードアップする場合は従来通りお金を渡すこともできます。

注:10の特約——(1)レクサス車提供特約(2)代替時登録諸費用特約 (3)ラージクラス代車提供特約 (4)盗難時鍵交換費用担保特約(5)緊急サポート高額補償特約 (6)ウェルキャブ車提供特約 (7)搭乗者傷害高額補償特約 (8)盗難時防犯設備設置費用担保特約 (9)車載携行品補償特約 (10)リーガルプロテクト特約

——その全損というのは、どういう基準で誰が判断するのですか。

中村 我々の損害担当の人間がいますので、その人が判断しますが、つけている補償金額の50%以上であれば全損ということになります。ですから、本当に車がぐちゃぐちゃでなければいけないということではないです。

——それから、全損したということになると、優先的に新しい車が手元に届くのですか。

中村 それはちょっと言いづらいですね。提供してもらうのは販売店になりますからね。我々としては、販売店さんと協力して極力お客様の希望に合うようにしていきたいと考えています。

■価格ではなくサービス
■レクサスオーナーズデスクでワンストップ
■全損の場合は新車をお届け
■グリーン車&スーパーシートで帰宅
■レクサスオーナーズ保険の例

開講迫る!
G-Link/G-BOOK ALPHAの戦略
−レクサスに標準搭載されたテレマティクスの全貌−

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
  2. スズキ『エブリイ』ワゴンに試乗、商用車とどう違うのか…5月4日の過去記事
  3. 【スズキ ワゴンRスマイル 改良新型】誰が見ても可愛いといわれるように…開発責任者がそういう理由とは
  4. 初心者でもここまでできる! プロショップが提案するコスパ重視の音質アップ術[音を良くするコツをプロが指南]
  5. 自動車整備業、2024年度は445件が「消滅」 整備士不足、部品高騰が圧迫
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る