10月のメーカー別新車販売台数(軽除く)では、日産自動車が1年ぶりに、しかも大幅なマイナスとなった。前年に『ティーダ』などの新型車を相次いで投入した反動が現れたかっこうだ。
10月のメーカー別の販売で、マイナスとなったのは、日産のほか、トヨタ自動車、スバル、ダイハツの4社。日産は前年同月比19.1%減の4万2986台と大幅に落ち込んだ。トヨタも前年同月の水準が高かった影響で、同6.1%減の13万5086台と落ち込んだ。
好調だったのは三菱自動車で、同41.1%減の5880台だった。前年同月に半減した反動もあるが、順調に販売が回復している模様だ。スズキも『スイフト』や『エスクード』が順調で同28.2%増の5573台だった。『レクサス』は2985台だった。
このほか、トラックメーカーは4社とも好調でいすゞが同7.6%増、日野が同28.6%増、三菱ふそうが同10.6%増、日産ディーゼルが同10.1%増だった。