催涙スプレーを歩行者に噴射…暴力団員を逮捕

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クルマの通行を巡ってトラブルとなった歩行者の女性2人に催涙スプレーを浴びせかけ、軽傷を負わせたとして、警視庁は1日、指定暴力団で幹部を務めると自称する40歳の男と、33歳の女を傷害容疑で逮捕した。

警視庁・葛飾署によると、事件が起きたのは10月31日の午後1時50分ごろ。葛飾区立石4丁目付近の区道の路側帯を21歳と17歳の女性が歩いていたところ、後方から走ってきた乗用車から激しくクラクションを鳴らされた。

クルマを運転していた男は一方的に怒鳴り散らしていたが、これに対して女性が「こっちは歩道を歩いているのに、なにをそんなにバカみたいに怒っているの?」となじったところ、男は封を開けたペットボトルを投げつけて、女が催涙スプレーを2人の顔面に向かって噴射した。

2人は目などに軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では傷害事件として捜査を開始し、目撃情報から指定暴力団組員の男が犯行に加わったと断定。その同乗者として飲食店勤務の女も逮捕した。

警察の調べに対し、2人は「大人気ないことをした」と供述しているが、被害者は警察に対して「クルマの通行に支障を与えるような歩き方をしていない」、「怒り方が尋常ではなかった」とも証言している。警察では念のため薬物使用などについても調べを進めたいとしている。

《石田真一》

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