【東京モーターショー05】ベントレーのスーパーロードスター

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー05】ベントレーのスーパーロードスター
【東京モーターショー05】ベントレーのスーパーロードスター 全 6 枚 拡大写真

「世界最高のエレガンス」をうたい、ホワイトレザー、ウォールナットの化粧板などが美しい4座のスーパーロードスター『アズール』がベントレーブースのメイン(東京モーターショー、10月19日−11月6日)。

アズールは今年9月にフランクフルトモーターショーで世界初公開されたばかりというバリバリのニューフェイス。コロナドビーチやコートダジュールといった高級リゾートによく似合う、全長5mを大きく超える伸びやかなフォルムがこのクルマの見所だ。ディテールも丁寧にデザインされ、鏡面仕上げのホイールで足元もビシッと決めている。コンバーチブルのキャンバスは3層式で、クローズ時の静粛性は第一級。

エンジンはフォルクスワーゲングループのW型ではなく、同社に買収される前から使い続けてきた伝統の6.75リットルV8ターボ。改良に改良を重ねた結果、スペックは今や、最高出力457ps(336kW)、最大トルク89.2kgm(875Nm)にまで増強されている。

最高速度312km/hを誇るスーパーサルーン『コンチネンタル・フライングスパー』も同時に展示されている。休日ともなると、ブースの周囲は、この超高級車を見たり、写真に収めたりしようとする観客でいっぱいだった。それだけ価値があるモデルということか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る