ETCパーソナルカード…クレジットカード契約無しで使える

自動車 テクノロジー ITS

東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路の6社は、ETCパーソナルカードを発行することを発表した。クレジットカード契約をしないユーザーにもETCが利用できるようにしたカードで、有料道路の通行料金の支払いのみに使用を限定している。

11月29日より申し込み受付を開始する。申し込みに当たって、ユーザーは本人名義の郵便局の通常貯金口座を持ち、予め保証金(デポジット)を預託できることが条件となっている。ETCパーソナルカードでの通行料金は、郵便局貯金口座から1カ月単位で引き落とす。デポジットはあくまでも保証金という位置づけで、そこから通行料金が引き落とされることはない。またETCパーソナルカードを利用するには1枚あたり1200円の年会費が必要となる。
 
デポジットの金額の決め方は次の通り。利用見込月額(有料道路の月平均利用額)と年間最高利用月額(年間で有料道路を最も多く利用した月の金額)を申請し、利用見込月額を5千円単位で切り上げた額を4倍した額と年間最高利用額を2万円単位で切り上げた額を比較、いずれか高い額をデポジットとして預託する。なお、利用見込み月額が1万円未満の場合は、1万円となる。カード発行後、実際の利用状況に応じてデポジットの増額もありえる。
 
これにより、クレジットカードを持ちたくないがETCを利用したいというユーザーもETCを利用できるようになる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る