ホンダは、10日に東京にある本社のウエルカムプラザ青山で「第4回子どもアイディアコンテスト」最終審査会を開催したと発表した。
このコンテストは、全国の小学生を対象に「未来にあったらいいな」と思うモノのアイディアを募集し、一次審査を通過した子ども達に実際にアイディアを作品にして最終審査会で発表してもらうというもの。同社のモノづくり文化を次世代へ伝えたいという思いから2002年にスタートした。
コンテストを通して、“夢を持つこと”、“挑戦すること”、“創造すること”の大切さや楽しさを体験してもらい、その過程で子ども達の社会的な成長の一助につながることを目指している。
第4回の今年は昨年の2倍近い4011通の応募があった。最終審査会では、一次審査を通過した38組43人の子ども達がステージ上で作品を発表し、審査の結果、12作品が選ばれた。最終審査会に出展した38作品は、12月に東京国際フォーラム(東京ミレナリオ会場)に、受賞した12作品は2006年1月にホンダウエルカムプラザ青山で展示する予定。
最優秀賞および優秀賞を受賞した6組は、ホンダのヒューマノイドロボット『ASIMO』が小学校を訪問して特別授業を行う“ASIMO賞”もあわせて授与する。実施は来年2−3月の予定。
■低学年の部最優秀賞:『スーパーバイク』
/岐阜県、小学校3年 桑原望
■高学年の部最優秀賞:『アニマル救助隊』
/静岡県、小学校6年 大久保雄矢