【デトロイトモーターショー06】バイオパワーで310bhp超…サーブ

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【デトロイトモーターショー06】バイオパワーで310bhp超…サーブ
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本国スウェーデンで『9-5 2.0t バイオパワー』フレックスフューエルを成功させたサーブは、 続いて北米国際オートショー=通称:デトロイトモーターショーにおいて『9-5エアロ・バイオパワー』コンセプトエステートを出品する。

再生可能&持続可能な「E85」バイオエタノール燃料で稼働する排気量2.3リットル・ターボチャージドエンジンは、最高出力310bhp、最大トルク440Nm。従来のガソリンで稼働する同型のエステートと比べて出力で20%(310bhp/260bhp)、トルクで25%(440Nm/350Nm)強化されている。

0-60マイル/h(96km/h)加速は標準型ガソリン仕様9-5エアロが6.9秒のところを、エアロ・バイオパワーは6秒を切る。いっぽう地球温暖化をもたらすとされるCO2は70%まで削減される。環境保全に貢献しながら“走り”を楽しめる。

フレックスフューエル・モデルは2005年夏に本国市場で9-5 2.0tバイオパワーとして発売され、9-5シリーズの70%を占める。この数字は他の代替燃料車すべてを合計した台数を上回るという。

サーブはバイオパワーを9-5シリーズのトップモデルに搭載し、このパワーソースの世界展開をうかがう。なかでもE85燃料が普及し始めた北米市場をにらんで今度のコンセプトカー登場となった。

9-5 2.0t バイオパワーはロサンゼルスモーターショーにも出品予定。

《高木啓》

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