【ロサンゼルスモーターショー06】ボルボ 3CC、デザイン賞獲得

自動車 ニューモデル モーターショー
【ロサンゼルスモーターショー06】ボルボ 3CC、デザイン賞獲得
【ロサンゼルスモーターショー06】ボルボ 3CC、デザイン賞獲得 全 6 枚 拡大写真

昨年のデトロイトで発表されて以来、各地のモーターショーで紹介され続けているボルボのテストカー、『3CC』がソリューティア社主催のインターナショナルデザインアワードを受賞した。

ソリューティアは建築、クルマの時代にメッセージを伝える斬新かつユニークなデザインを対象に、同社が設定したデザインアワードを与えており、今回で7回目になる。

この3CC、2004年にボルボのカリフォルニア州カマリロにある研究所が未来の交通手段としてコンセプト発表した、縦型2シーター『タンデム』から発展した3シーターEV。世界初のリチウム電池によって走行するテストカーだ。

この3CCの開発に関わった日本人エンジニア、杉岡一郎氏は、「タンデムをいきなりコンセプトカーとして発表すると、VWの『GX3』のように『何だこれは?』ということになる(笑)。だから最終的には交通渋滞を回避するタンデムのような形のデザインを発表したいが、そこへ移行するための1つのモデルとして3CCがデザインされた」と語る。

また3CCはリチウム電池によるEVだが、将来ハイブリッド化にも対応できるよう、エンジンルームが設定されている。

ボルボが提唱する未来型トランスポーター、今後どのような形で市販化に移行するのか、楽しみなクルマでもある。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る