日本自動車工業会が発表した2005年の自動車輸出実績は、前年比1.9%増の505万3061台で、4年連続のプラスとなった。
車種別では、乗用車が同3.5%増の436万3168台で順調だった。トラックは同11.0%減の61万1956台と大幅マイナスだった。バスは同39.6%増の7万7937台。
このうち、ノックダウン方式の輸出は乗用車が同29.6%減の17万887台で、完成車輸出が大幅に増えたことになる。トラックが同6.4%減の20万3399台、バスが同3.8%増の1万176台だった。
生産に占める輸出の割合は前年よりうも0.4ポイントダウンして46.8%だった。
仕向け地別では、北米向けが同7.4%増、中近東向けが同13.6%増や中南米向けが好調だった。逆に低迷したのがアジア向けで同17.8%減、欧州向けが同7.6%減だった。