マツダは9日、ロシアで販売体制を強化すると発表した。昨年末に設立が認可された現地ディストリビューター「マツダモーターロシア」の営業を4月から開始する。
これまでは現地事務所の位置付けだったが、ロシアでの販売強化のため、100%出資子会社とした。新会社は、マツダブランド車、部品の輸入・卸売り販売、サービス技術指導、マーケティング活動を行う。
マツダは03年からロシア市場に本格進出。『マツダ3』(日本名『アクセラ』)、『マツダ6』(日本名『アテンザ』)が好評で、05年の販売実績は、前年比2.5倍の2万1000台だった。販売体制の強化により、06年は、前年比3割増の2万8000台を販売する計画だ。