トピー工業とメタルアート、建設機械の部品で提携

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トピー工業とメタルアートは、建設機械の足回り部品の鍛造事業と履帯事業全般について業務提携契約を締結したと発表した。

今回の業務提携で、トピーの熱処理技術、履板・履帯市場における高占有率、メタルアートの鍛造技術を組み合わせることで、国内外で緊密な関係を構築しながら国際競争力の強化を図る。また、建設機械部門以外でも広範囲な分野で共同研究・共同開発を推進する。

さらに、株式持合いにより、両社の信頼関係を強める。トピーはメタルアート株式の14万株を既に保有しており、今後、メタルアートはトピー株式の14万株を上限として取得する。

トピーは、建設機械車両の足回り部品のうち、履帯・履板分野では国内トップメーカーだ。メタルアートは、自動車・建設機械向けの熱間・冷間複合鍛造品において、デジタルエンジニアリングなどで技術力を保有しており、鍛造専業メーカーのリーディングカンパニーとして高く評価されている。

両社は以前から油圧ショベル用部品の取引関係にあり、2004年には中国建設機械メーカーへ建設機械の足回り部品であるリンクの鍛造に関する技術供与契約を個別に締結している。

履帯:クローラー。無限軌道。キャタピラーはキャタピラー社の商標。
履板:履帯の構成部品のひとつで地面に接する部分。

《レスポンス編集部》

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