デルファイはスポーツカーを展示…アフターマーケットEXPO

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デルファイはスポーツカーを展示…アフターマーケットEXPO
デルファイはスポーツカーを展示…アフターマーケットEXPO 全 2 枚 拡大写真

デルファイは10日−12日に千葉市の幕張メッセで開かれた第5回国際オートアフターマーケットEXPO2006にスポーツカーを展示し、会場では数少ないコンパニオンがPRを務めていた。

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デルファイといえば、昨年10月本国の米国で 連邦破産法11条に基づいて会社更生法の適応を申請し、出直しを余儀なくされた会社である。それだけに存在感を示すため、スポーツカー、コンパニオンで来場者の注目を浴びようと考えたのかもしれない。

今回デルファイがPRに力を入れていたのは、そのスポーツカーの部品ではなく、「EZChatt」と呼ばれる端末、システムだ。これは、いま注目されているスカイプというIP電話のソフトを利用したもので、その最大の特長は世界中どこであろうとユーザー同士の通話代がタダというところにある。携帯電話との通話についても、驚くほど安い。

デルファイ関係者は「携帯電話はもちろん、パソコンにつないでウェブフォンを楽しむことができ、しかも、接続もイヤホンジャックやUSBポートに差し込むだけ。クルマの運転中や手が放せないときに、通話するのに非常に便利。これは新しいライフスタイルを提案するハンズフリーシステム」と強調していた。会場では実際にそのデモが行われ、スポーツカーに乗ったドライバーと携帯端末を持ったコンパニオンで通話を楽しんでいた。

経営再建中のデルファイには、このような画期的なシステムを契機に、なんとか立ち直ってもらいたいものだ。

《山田清志》

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