【新聞ウォッチ】トヨタ・富士重両社長、「掛け合い漫才」も

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【新聞ウォッチ】トヨタ・富士重両社長、「掛け合い漫才」も
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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年3月14日付

●ライブドア、来月14日上場廃止(読売・1面)

●トヨタ来年度 3000人超採用(読売・10面)

●「カムリ」富士重米工場で トヨタと提携内容発表(朝日・13面)

●富士重、係長級限定で満額回答へ(東京・9面)

●ホンダ、全車種に花粉遮断装置(東京・9面)

●富士重、世界戦略の一翼に、協業体制、5か月で確立(日経・11面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長と富士重工業の竹中恭二社長の両首脳が13日午後9時から、東京都内のホテルで記者会見し、業務提携の具体策を正式に発表した。きょうの各紙が取り上げているが、昨年10月の“婚約”発表からわずか5か月のスピードで実を結んだことになる。
 
会見では冒頭、渡辺氏と竹中氏がそれぞれの立場でスピーチし、渡辺社長は「着実に成果に結び付け、相互の強みを生かしたい」と強調。竹中社長も「身震いする思いであり、スバル車の発展に結び付けたい」と笑みを浮かべながら感想を述べた。
 
途中、記者から渡辺社長への質問に対して竹中社長が「私も述べていいですか」と割って入ったため、渡辺社長も「掛け合い漫才みたいだが……」とフォロー。業界では論客と言われている二人が早くも名コンビぶりをアピールした。
 
それにしても、米国を意識してのなか、それほど緊急性のない記者会見を夜9時から開始するのは、日本の自動車メーカーがグローバル企業に成長した証なのだろうか?

《福田俊之》

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