ゴーン社長、日産ディーゼル株の売却額は「公正な価格」

自動車 ビジネス 企業動向
ゴーン社長、日産ディーゼル株の売却額は「公正な価格」
ゴーン社長、日産ディーゼル株の売却額は「公正な価格」 全 1 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は21日の日産ディーゼル工業株の売却に関する記者会見で、ボルボ社への売却価格は「非常に公正な価格と考えている」と述べた。

日産が保有する発行済み株式19%のうち13%(4000万株)をスウェーデンのABボルボに売却する価格は約15億スウェーデンクローネ(約226億円)。ところが、日産ディーゼル株の20日の終値は662円であり、この株価をもとにすると4000万株は264億8000万円に相当する。

ゴーン社長は「確かに昨日の株価に対してはディスカウントがある」としてうえで、「ただ単に財務的な取引ではない。日産ディーゼルへの責任をもってもらい、強い会社にするというコミットメントなど信頼関係に基づく」と説明した。ただ、日産の株主からは「安売り」のプロセスがやや不透明という見方も出そうだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る