ホンダの子会社アメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショー(ニューヨークモーターショー)でアキュラの新型エントリープレミアムSUV『RDX』を発表した。
RDXはアキュラ初となるターボエンジンと、走行状況にあわせて四輪全てに最適な駆動力を瞬時に自在に配分して旋回性能や高い車両安定性を実現する「SH-AWD」を組み合わせ、低燃費とスポーツセダンに匹敵する高いハンドリング性能を実現している。
エンジンは、最高出力240馬力の新開発2.3リットル4気筒DOHC「i-VTEC」ターボエンジンを採用、レスポンスが良く、広いパワーバンドを生み出すバリアブル・フロー・ターボ(VFT)と、バルブタイミングとリフト量をエンジンの回転域にあわせて切り替えるホンダ自社開発の「VTEC」に、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御する「VTC」を組み合わせた高知能化バルブタイミング・リフト機構を採用した。
これにより、力強い出力、トルクと低燃費やクリーン性能を実現しながら、6気筒レベルの力強い高出力とトルクを実現した。
生産は、ホンダのメアリズビル工場で行われる予定で、販売は2006年7月から。