先代よりも20万円安いプライスタグをつけている(4.2リットルV8クーペ)とはいえ、ベーシックモデルでも1000万円オーバーの新しいジャガー『XK』。果たしてそんなXKがターゲットとするのは、どんなライフスタイルの人たちなのだろうか?
ジャガージャパン代表のデイビッド・ブルーム氏は「主な顧客は60歳以下の男性で、クルマを複数代所有し、世帯年収3000万円の方となるでしょう。が、ニューXKは、特にスタイリッシュなコンバーチブルモデルは、若い方々や女性ドライバーを強く引くつけるものと期待しています」という。
また、ジャガージャパン広報室の高木賢朗氏は「若い方で40代後半からのお客様がターゲットになると思います。実車を見ていただければわかるのですが、4シーターとはいっても後席はかなり狭いので実質的には2人乗りです。だから2台、もしくは3台クルマを所有している人に買っていただくことが多いでしょうね」と加えた。
「彼らはクルマに、高品質、本物、個性、ステータス、そしてスタイルを期待しています。これらは、まさにニューXKが提供するものです」(ブルーム氏)
年収3000万円でクルマを複数代所有……。先代からプライスダウンを果たしたとはいっても、まだまだ多くのユーザーには高嶺の花であることは間違いない。