ヤマハ発動機は、6月1日付けで「コンプライアンス推進特別委員会」を設置し、12日に第1回目の委員会を開催することを決定したと発表した。
同社は無人ヘリコプターを中国に不正輸出した疑いで、経済産業省から立ち入り検査を受けている。
これを受けて、同社はコンプライアンス(法令遵守)の確立に力を入れており、社外有識者に同社のコンプライアンス体制について評価・提言してもらうため、委員会を設置した。委員会はコンプライアンス体制の推進に関して同社の取締役会に提言をまとめる。2007年1月までの予定。
委員長は麗澤大学大学院の高巖教授で、委員は江上節子早稲田大学大学院客員教授、大宮正弁護士、後藤啓二弁護士、柴崎彬広報戦略研究所主任研究員、武井一浩弁護士の5人。