高速道路ののり面が崩れ、観光バス突っ込む

自動車 社会 社会

16日午前、栃木県西方町内の東北自動車道下り線で、のり面が突然崩れだし、3車線すべてを埋め尽くすように流れ出した。観光バス1台が避けきれずに土砂に突っ込み、乗客2人が打撲などの軽傷を負っている。

栃木県警・高速隊によると、事故が起きたのは16日の午前9時30分ごろ。西方町本城付近の東北自動車道下り線で、道路脇の斜面(のり面)が突然崩れだして、土砂が大規模に流出。1-2分のわずかな時間で下り線の3車線分を埋め尽くした。

直接巻き込まれたクルマは無かったが、土砂が路面を覆い尽くした後に進行してきた大型観光バス1台と乗用車1台が気づくのに遅れて土砂に突っ込み、バスに乗っていた乗客2人が頭などを打撲する軽傷を負っている。

現場は鹿沼インターチェンジ(IC)手前約10kmの地点。土砂は高さ約7m、幅約20mに渡って崩れ、のり面に近い場所では約1.5mの高さとなった。この事故によって東北道下り線の鹿沼−栃木IC間と、これに接続する北関東自動車道上り線の都賀IC−栃木都賀ジャンクション間が一時通行止めとなった。警察では土砂が崩れた原因を調べているが、現場付近は前日に大量の雨が降っており、この影響が考えられるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る