高速道路ののり面が崩れ、観光バス突っ込む

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16日午前、栃木県西方町内の東北自動車道下り線で、のり面が突然崩れだし、3車線すべてを埋め尽くすように流れ出した。観光バス1台が避けきれずに土砂に突っ込み、乗客2人が打撲などの軽傷を負っている。

栃木県警・高速隊によると、事故が起きたのは16日の午前9時30分ごろ。西方町本城付近の東北自動車道下り線で、道路脇の斜面(のり面)が突然崩れだして、土砂が大規模に流出。1-2分のわずかな時間で下り線の3車線分を埋め尽くした。

直接巻き込まれたクルマは無かったが、土砂が路面を覆い尽くした後に進行してきた大型観光バス1台と乗用車1台が気づくのに遅れて土砂に突っ込み、バスに乗っていた乗客2人が頭などを打撲する軽傷を負っている。

現場は鹿沼インターチェンジ(IC)手前約10kmの地点。土砂は高さ約7m、幅約20mに渡って崩れ、のり面に近い場所では約1.5mの高さとなった。この事故によって東北道下り線の鹿沼−栃木IC間と、これに接続する北関東自動車道上り線の都賀IC−栃木都賀ジャンクション間が一時通行止めとなった。警察では土砂が崩れた原因を調べているが、現場付近は前日に大量の雨が降っており、この影響が考えられるという。

《石田真一》

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