スズキは、乗用車と『スイフト』、『エスクード』に続く第3の世界戦略車としてコンパクトカー『SX4』を4日から発売開始した。
SX4は、フィアットと共同開発したコンパクトカーで、「クロスオーバー・レボリューション」をコンセプトに開発した。スズキが得意とする「スポーツコンパクトの走り」と「SUVの機動性」を融合させた新しいジャンルの「スポーツクロスオーバーハッチバック」としている。スイフト、エスクードに続く新たな世界戦略車で3月から欧州で発売している。欧州市場向けはスズキのハンガリー工場で生産し、フィアットにもOEM供給している。日本市場向けは湖西工場で生産する。
デザインのベースはスズキが開発、これにヨーロピアンテイストをフィアットが加えたデザインを採用した。プラットフォームはスイフトのもを改良、エンジンはガソリンがスズキ、ディーゼル(欧州)がフィアット製。
また、4WD車には電子制御4WDシステム「i-AWD」を採用した。
2.0リッタールーフレール付車「2.0XS」を10月上旬に追加する予定。
価格は「1.5XG」の2WDが164万8500円。販売目標は年間1万5000台。