【D視点】進化する軽----ダイハツ ソニカ

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【D視点】進化する軽----ダイハツ ソニカ
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  デザインのスーパーポイントは

ソニカのデザインは、ダイナミックな骨格による流麗なスタイリングを特徴とした、車幅が広く見えるシンプルサーフェス・デザインである。それを強調しているのが、美しく伸びやかなサイドウインドウの形状だ。シックな雰囲気を持ち、これまでの軽自動車には見られなかった「大人への可能性」を感じた。

インテリアにもそれは当てはまる。インストルメントパネルやドアトリムには、1.5リットルクラスもたじろぐほどの質感とモダンな大人の雰囲気がある。メーターフードが小さいが、直射日光とフロントガラスへのゴーストが遮れればこれで良く、デザインも新鮮だ。

最近、日本製のクルマのシートは格段の進歩を遂げている。それらの中でもソニカのシートはかなり良い。ヨーロッパ製の小型車のように、表面はソフトでも、芯が体を支えてくれるタイプなので、上質な座り心地だ。ファブリックの伸縮性と低反発素材の弾性が繊細にコントロールされており、シートメーカーの技術力がかなり向上したと思われる。

デザインで最後に付け加えたいのは、カラーリングの良さである。軽自動車の場合、時として「あっと驚く」冒険カラーに戸惑うことがある。ソニカのオーソドックスな大人の色調は、落ち着きとモダンさを同時に感じさせ、近年の軽の中では最も好ましいコントラストのある内容に感じた。
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《荒川健》

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