【D視点】進化する軽----ダイハツ ソニカ

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】進化する軽----ダイハツ ソニカ
【D視点】進化する軽----ダイハツ ソニカ 全 20 枚 拡大写真
4
  デザインのスーパーポイントは

ソニカのデザインは、ダイナミックな骨格による流麗なスタイリングを特徴とした、車幅が広く見えるシンプルサーフェス・デザインである。それを強調しているのが、美しく伸びやかなサイドウインドウの形状だ。シックな雰囲気を持ち、これまでの軽自動車には見られなかった「大人への可能性」を感じた。

インテリアにもそれは当てはまる。インストルメントパネルやドアトリムには、1.5リットルクラスもたじろぐほどの質感とモダンな大人の雰囲気がある。メーターフードが小さいが、直射日光とフロントガラスへのゴーストが遮れればこれで良く、デザインも新鮮だ。

最近、日本製のクルマのシートは格段の進歩を遂げている。それらの中でもソニカのシートはかなり良い。ヨーロッパ製の小型車のように、表面はソフトでも、芯が体を支えてくれるタイプなので、上質な座り心地だ。ファブリックの伸縮性と低反発素材の弾性が繊細にコントロールされており、シートメーカーの技術力がかなり向上したと思われる。

デザインで最後に付け加えたいのは、カラーリングの良さである。軽自動車の場合、時として「あっと驚く」冒険カラーに戸惑うことがある。ソニカのオーソドックスな大人の色調は、落ち着きとモダンさを同時に感じさせ、近年の軽の中では最も好ましいコントラストのある内容に感じた。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《荒川健》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る