【ホンダのインド市場攻勢】最終回…フィット アリア もプレミアムブランド

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【ホンダのインド市場攻勢】最終回…フィット アリア もプレミアムブランド
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メルセデスに並ぶブランド力

4輪の販売網は現在、全土に51店舗。ニューデリー郊外で4店を経営する4輪最大のディーラー「リングロードホンダ」の本店は05年度の販売が約4000台と、インド全土のホンダ車の1割近くを売った大型店だ。店舗の床は大理石。日本でのトヨタの「レクサス店」とまではいかないが、それに準ずる瀟洒な造りである。

ホンダの4輪進出とともに98年から事業を始めたヤドゥール・カプール社長は、「当社では設立以来、一度も値引き販売したことはない」と言う。非価格競争で営業できるのは、インドでは「メルセデスベンツと同じくらいのブランド力があるから」と、自信を示す。

もっとも、タイ市場などとともにアジアカーとして投入された初代のシティでは苦戦した。軌道に乗ったのは03年10月に発売した現行モデルがヒットしてからだ。その間、工場のHSCI側も生産を絞り、在庫整理のための値引きを極力抑制したことがブランド価値を高めることにつながった。

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《池原照雄》

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