ヤマハ発動機中間期連結決算---売上高、利益が過去最高を更新

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ヤマハ発動機が発表した2006年6月中間期の連結決算は、売上高が8129億円、営業利益が659億円、経常利益が676億円、当期純利益が443億円となり、中間期としては、売上・利益ともに過去最高を更新した。

前年同期との比較では、売上高が20.1%増、営業利益が16.1%増、経常利益が20.8%増、当期純利益が20.2%増となり、好業績となった。

事業セグメント別の売上高は、二輪車事業が、東南アジア・欧米・中南米地域などで販売が好調で同27.1%増の4846億円、マリン事業は、米国でのウォータービークルや欧米での船外機販売が好調で、同11.1%増の1480億円、特機事業は、米国での四輪バギーの販売は減少したが、サイド・バイ・サイド・ビークルの売上が大幅に増加し、同12.8%増の1043億円だった。

事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が同23.5%増の292億円、マリン事業が同19.4%増の178億円、特機事業が同3.7%増の93億円だった。

営業利益は、販売管理費の増加で240億円、商品構成変化などで108億円、原材料高騰の影響で56億円などの減益要因があったものの、為替差益が229億円、売上増による収益の増加で226億円、原価低減で40億円などの増益効果が上回り、中間期では過去最高の利益となった。

《レスポンス編集部》

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