ダイムラークライスラー第2四半期、業績好調に

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ダイムラークライスラー社の2006年4−6月期(第2四半期)の営業利益は、前年同期比18億5700万ユーロと増益を確保した。 メルセデスカー・グループで営業利益が大幅に増加したため。トラックグループとファイナンシャル・サービス部門でも、営業増益となった。

純利益は18億1000ユーロで、前年同期と比べて2倍以上に増えた。保有するヨーロピアン・エアロノーテック・ディフェンス・アンド・スペース株がデリバティブの時価評価額として純利益に約8億ユーロ上乗せされた。

期中の販売台数は同3%減の130万台だった。グループ全体の売上高はほぼ横ばいの386億ユーロだった。

部門別では、メルセデスカー・グループは販売台数が同6%増の32万5500台だった。メルセデスベンツ・ブランドの販売台数は、新型『Sクラス』や『Mクラス』、『Rクラス』の販売好調で同6%増の29万1000台と好調で、スマートの販売台数は3万4500台と横ばいだった。部門の売上高は同7%増の134億ユーロ、営業利益は前年同期の1200万ユーロから8億700万ユーロと急回復した。

クライスラーグループは、全世界での小売およびリース向け販売台数は同9%減の71万3600台と低迷した。売上高は同4%減の125億ユーロで、営業利益は売上の減少とリース車両比率の増加、モデルミックスの悪化で同6%減の5100万ユーロとなった。

《レスポンス編集部》

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