【D視点】F1優勝ホンダ、新型 ストリーム をデザインする

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【D視点】F1優勝ホンダ、新型 ストリーム をデザインする
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【D視点】ホンダ ストリーム 前編

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 今が正念場の自動車メーカー

日本の自動車業界では、かつて一部のメーカーが経営破綻し、外国資本を受け入れることで生き残った。その後、こうした企業は厳しい改革を断行し、競争力のある商品を生み出そうと必死に努力した。そして、ようやくその成果が盛り込まれた機種が出揃いつつある……、というのが現状である。

健全経営で過去最高益を更新するエリート組にしても、鳴り物入りで改革に取り組むライバル社のカリスマ経営者や、予想されるその“攻め”の商品開発に対抗すべく、やはりかつて無いほどの気合とともに、それなりの社内改革も行い、進化させた車を開発、市場導入しつつある。

ヨーロッパに目を転じると、老舗メーカーもエモーショナル・デザインの成功で業績を伸ばし、高級車ブランドは、日本が立ち遅れている低燃費クリーン・ディーゼルエンジンで攻めに転じている。

ということで、技術面で決定的な新アイテムが見当たらないこともあり、激化する競争の矛先は商品の総合的な質の向上に向けられ、車の実用性が一段と進化する時期が到来している。

自動車産業120年の歴史において一見地味ではあるが、今はまれに見る重要な変革期であり、各メーカーの一挙一動から目が離せないのだ。

前置きが長くなったが、こうした背景をふまえて新型ホンダ『ストリーム』を分析すると、エリート組のホンダにとって看板であるミニバンは、再建組にとっても再生の目玉商品であるということ。いまやホンダは、彼らの新車攻勢を受け、守る側に立っている。

D視点:デザインの視点
筆者:荒川健(あらかわ・けん)---1949年生まれ、多摩美大卒。三菱自動車で『MT90X』、マツダでユーノス『プレッソ』や同『500』のチーフデザイナーを歴任。1995年独立し、デザインフォースアソシエイションを主宰。大手自動車メーカーのモーターショー出品コンセプトカー、韓国、中国メーカーの量産車デザインを手掛ける。現在パソコンテレビGyaOの『久米宏のCAR TOUCH!!』にデザインの指南役として出演中。
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《荒川健》

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