【新聞ウォッチ】飲酒運転撲滅に、取り締まりを強化

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月4日付

●社説:飲酒運転、無自覚と周囲の甘さが生む悲劇(読売・3面)

●飲酒運転GS突っ込む 和歌山、客らはねられ死傷(読売・35面)

●飲酒運転遠い撲滅、福岡3児死亡、厳罰化、陰る抑止力(朝日・3面)

●新車購入予定「ない」7割 ガソリン高も影響 自販連調査 3万人回答(朝日・7面)

●都市対抗野球、日産(横須賀市)ベスト4入り、ホンダ(狭山市)は敗退(毎日・19面)

●電気自動車、電池改良、普及目指す、経産省、ガソリン並みコストへ(東京・3面)

●三菱自動車、車台を半減、複数車種で共有、投資コスト抑制(日経・9面)

ひとくちコメント

警察庁が来週の12日から一週間を「飲酒運転取り締まりの強化週間」とし、全国の主要道路で一斉検問などを実施するという。

福岡市で3人の幼児が飲酒運転の犠牲になったことが背景にあるが、きょうの各紙の社会面にも和歌山で飲酒運転の車がガソリンスタンドに突っ込み、給油に訪れた客らを死傷させた重大事故が発生したと伝えている。さらに、「公務員相次ぐ飲酒運逮捕」(読売)などとも報じている。

こうした中、朝日は特集の「時時刻刻」で「飲酒運転遠い撲滅、厳罰化、陰る抑止力」とし、「5年前の厳罰化直後には激減した飲酒による事故の件数は、今や下げ止まりの傾向が見える」と指摘。一方、読売は社説で取り上げて「飲酒運転による重大事故が何度も起きているのに、無自覚なドライバーが多すぎる」と憂いながら「飲酒運転は公道を凶器が走っているようなものだ。厳しく対処しなければならない」と警鐘を鳴らす。

「飲んだら乗るな」はドライバーとしての当然のマナーだが、最近は、手を挙げている歩行者を無視して、減速もせずに横断歩道を突っ走る不心得者も目立つ。自動車メーカーが「交通事故を起こさない車」を頑張って開発しても、ドライバーの自覚がなければ焼け石に水である。

《福田俊之》

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