カードでも“おもてなし” レクサスカードの上質サービス

自動車 社会 社会
カードでも“おもてなし” レクサスカードの上質サービス
カードでも“おもてなし” レクサスカードの上質サービス 全 12 枚 拡大写真
5
 レクサスカードが果たす「最上の雰囲気作り」

北米でのレクサス成功は、アメリカ社会の富裕層の中にひとつのライフスタイルを築き上げた。高級“車”としてのレクサスは、確かに重要なコアであるし、すべての始まりになる部分でもある。

だが、クルマの善し悪しだけでは、高級車マーケットを制することができない。そのブランドにふさわしいライフスタイルの在り方を作り、そこにオーナー達を定着させることで、名実ともに高級車として認められる。魅力的なクルマであることは前提であり、重要なのはクルマの周囲に多くの人が魅力的と感じる雰囲気を作れるか、だ。

そのためのツールとして、レクサスカードの取り組みは非常に興味深い。古くからクレジットカードはステータスを表現・演出する道具であり、富裕層に良質なサービスを提供する窓口であった。トヨタがいう“おもてなし”を具体的な形にし、いずれはレクサスカードを差し出すだけでホテルやレストランで最上の待遇が約束される。日本で唯一、自動車ブランドを冠したプラチナカードが果たすべき役割はそこにある。

もうすぐレクサス『LS』も市場に登場する。クルマとサービスの両面で、レクサスが真のプレミアムブランドとして、新たなライフスタイルを作れるか。それはレクサスが、日本市場で成功できるかどうかを見る上でも重要である。
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る