ヤナセが10月からスタートする「ヤナセ・ブレイクスル−プラン」では、キャデラックの販売で店舗外施設を活用した受注活動を展開、販売手法を刷新する。
受注活動の主軸に店舗外施設を積極的に活用する方針で、大都市エリアではトップグレードホテルでの商談会を定期的に開催、その他のエリアについては、シティセンター、マリーナなどでの移動展示会や出張展示イベントを展開する。
また、広告宣伝もこれまでの固定化されたブランドイメージをハイパフォーマンスでスポーティなものへ転換していく。さらに、キャデラックの「リース・アンド・クレスト」エンブレムの認知度を高めるため、本国制作TVスポットの放映や新聞、ライフスタイル系情報誌への広告出稿も展開していく。
同社では、新車販売拠点の開設による販売力の強化には資金が必要で「フェラーリを販売しているコーンズの限られた店舗、営業員が全国をカバーする特殊な販売方法と、メルセデスベンツのような細かく販売網を作るマスの売り方の中間を目指す」としている。