三菱電気自動車 電力会社と共同研究、i ベースのEVを開発

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三菱電気自動車 電力会社と共同研究、i ベースのEVを開発
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三菱自動車は、次世代電気自動車「MiEV」の研究開発で、電力会社との共同研究を実施すると発表した。三菱自動車が研究車両の供給や実証走行データの分析を行い、電力会社が実証走行の実施・データの収集や市場での実用性評価を担当する。

三菱自動車では、共同研究に向けて、軽自動車『i』(アイ)をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型で軽量なモーターを搭載した研究車両『i MiEV』を製作した。この車両では、アイのリヤ・ミッドシップレイアウトのプラットフォームに、シングルモーターを採用することにより、既存の車体構造をほとんど変えることなく電気自動車化が可能となった。三菱自動車は、共同研究と並行して、i MiEVを用いて、実用化に向けたバッテリー、モーター、制御システムなどの社内開発を推進する。

今回の共同研究では、11月から東京電力、中国電力との共同研究を開始し、2007年1月からは九州電力との共同研究も開始する。三菱自は、電力会社向けに i MiEVの研究車両をそれぞれ1台ずつ製作し、これらの車両は電力会社における業務車両としての適合性や急速充電インフラとの整合性などの確認に使われる。2007年秋からは、さらに関西電力と北陸電力が参加する予定で、実際の運転環境での走行や市場での受容性を確認するため、実証走行を行う予定。

《レスポンス編集部》

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