日本精機、ブラジルの四輪車用計器工場を着工

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日本精機はグループ会社で、ブラジルにおいて四輪車用計器の製造・販売を行う「NSサンパウロ・コンポーネント・オートモーティブ社」が24日から工場の建設に着手すると発表した。

工場は敷地面積が約2万5000平方メートル、 延床面積が約5000平方メートルで、2007年6月に竣工、同年10月から生産を開始する予定。土地および建物・生産設備の初期 投資額は約8億円の予定。

NSサンパウロ社は、当社グループのブラジルにおける2番目の製造拠点として今年7月24日にサンパウロ州に設立された。資本金は1720万レアル(約9億5000万円)で、出資比率は日本精機が80%、既存のブラジル現地法人ニッポンセイキ・ド・ブラジル社が20%。

日本精機は、2002年に二輪車用計器の製造・販売を手掛けるNSブラジル社を設立し、ブラジルにおける事業を展開してきた。最近、ブラジル国内では、二輪車市場だけでなく、四輪車市場も伸びており、今後さらに拡大が見込まれている。

NSサンパウロ社の、2008年の四輪車用計器生産台数は年間7万台、売上高は約10億円の計画で、2009年には生産台数を年間10万台に増やす予定。NSブラジル社とNSサンパウロ社を合わせた2008年の二輪車用・四輪車用計器の生産台数の合計は、年間120万台の計画。

《レスポンス編集部》

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