シトロエンジャポンから発表された新たなフラッグシップモデルの『C6』の見どころは、往年のシトロエンの名車を髣髴とさせるエクステリアデザインだ。
フロントマスクは『C5』や『C4』に共通した、グリルにエンブレムのダブルシェブロンを融合した洗練されたデザインだが、サイドビューやリヤガラスなどは『SM』や『CX』を思わせる懐かしさのあるデザインに仕上げている。
C6のデザインを担当したジル・ビダル氏は「C6のエクステリアは伝統とイノベーション、そしてアバンギャルドなテイストを組み合わせたデザインとしています」
「フロントマスクはエレガントなイメージですが、サイドビューはシトロエン伝統のなだらかなルーフラインを採用し、リムジンでありながらもクーペのようなフォルムを作り上げています」という。
確かにC6を横から見るとCXのイメージに非常によく似ている。その上で、最近のセダンとしては珍しい、ピラーレスウインドウを採用することでスッキリとしたサイドビューを作り上げている。C6を見る機会があったら、是非サイドビューに注目して欲しい。