【インタビュー】ホンダディーラーも活用、電子マネー「Edy」

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【インタビュー】ホンダディーラーも活用、電子マネー「Edy」
【インタビュー】ホンダディーラーも活用、電子マネー「Edy」 全 5 枚 拡大写真

ロードサイドで「連携と送客」のスキームが実現できる

−−Edyは異業種連携がしやすいのもポイントですね。先の九州SAPAにおけるFeliCa決済実験では、Edyだけが、飛行機や空港レンタカー、ガソリンスタンドと(SAPA決済の)連携をしていました。あれは全日空がダブルマイルをつけるという形でしたが、新聞広告などもあり、注目度は高かった。

宮沢全日空だと空港レンタカーやガソリンスタンドとのマイル連携は今でもやっていますね。飛行機の移動と線で繋がるから、やりやすいのでしょう。

全日空のマイレージカードはすべてEdy機能がありますから、そこからEdyを採用しているニッポンレンタカー、ガソリンスタンドの宇佐見やコスモ石油でも、「Edyを使うとマイルが貯まる」という形で送客を行っています。

−−全日空側からするとANAマイレージカードの囲い込みや利用促進に繋がりますから、Win-Winの関係が築けていますね。ロードサイドという流れでは、Edyはコンビニでの採用が多いというのもポイントです。

宮沢Edyは導入事業者の様々なポイントプログラムと連携できるのが特徴なので、我々としてもロードサイドで導線を作っていきたいと考えています。

−−Edyのポイント連携は「囲い込み」のツールとしても有効ですが、Edy導入事業者同士が"導線を作る"で利害が一致すれば、異業種連携や送客でも活用できる。この応用範囲の広さは、電子マネーならではの注目ポイントと言えますね。

例えば、ガソリンスタンドとコンビニエンスストア、飲食店などがポイント交換や送客のスキームを作れば、ロードサイドで緩やかな囲い込みができます。ネットビジネス的な「連携と送客」のモデルを、リアルなロードサイドで展開できる。

宮沢ポイントを使った送客は今後のロードサイドビジネスでも重要になると考えています。Edyでいえば、さらにEdyギフトとの組み合わせもできる。効果的な(CRMやマーケティングの)発想ができるかな、と考えています。

☆10月31日に開催されるセミナー「拡大するロードサイド決済ビジネス」では、Edyのロードサイドでの展開や様々なCRM機能、Honda C-cardなど自動車ビジネスでの活用事例などが、さらに詳しく紹介される予定です。
☆セミナーの詳しい内容および申し込み
(会場の定員に達しますと締切となります)
http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2006-10-31-S06308.html

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る