ヤマハ発動機第3四半期決算、依然好調で増収増益

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ヤマハ発動機が発表した2006年7−9月期(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比17.4%増の1兆1750億円、営業利益が同11.5%増の901億円となり、増収増益となった。

事業セグメント別の売上高は、二輪車事業が、アジア・中南米地域などで販売が好調に推移し、同24.5%増の6931億円、マリン事業は、米国でのウォータービークルや欧州での船外機販売が好調で、同8.2%増の2025億円、特機事業は、米国での四輪バギーの販売は減少したものの、サイド・バイ・サイド・ビークルの売上が大幅に増加し、同8.6%増の1672億円となるなど、二輪車・マリン・特機・その他事業の全ての事業セグメントで売上が伸長した。

事業セグメント別の営業利益は、二輪車事業が同28.2%増の384億円、マリン事業が同5.8%増の204億円と順調だった。しかし、特機事業は同6.8%減の164億円だった。

営業利益は、販売管理費の増加や商品構成変化、原材料高騰など減益要因があったものの、為替差益337億円、売上増による荒利の増加271億円、原価低減78億円などの増益効果がカバーした。

2006年12月期の通期の連結業績見通しについては、中間決算発表時から変更していない。

《レスポンス編集部》

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