旭硝子は、2006年12月期の連結決算業績見通しを下方修正した。
売上高は1兆6000億円で据え置いたが、営業利益は1450億円を予想していたが、1350億円に下方修正した。ガラス事業は欧州の板ガラス事業が引き続き堅調に推移する見通しだが、電子・ディスプレイ事業は液晶用ガラス基板の製造窯の設備改修工事で、出荷調整を実施しているほか、CRT用ガラスの販売価格が低調なほか、携帯電話向け製品の価格が下落していることから、業績見通しを修正した。
経常利益も1360億円から1300億円に引き下げた。当期純利益は800億円から760億円に下方修正した。