ヤナセ、増収ながら営業減益 輸入車デパート戦略で

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ヤナセが発表した2006年9月期の連結決算は、売上高が前年同期比9.0%増の4144億円、営業利益が同1.7%減の95億円となり、増収減益だった。メルセデスベンツやBMWの販売は好調で増収だったものの、利益率が悪化した。

期中の新車販売台数は同5.0%増の4万2785台と順調だった。メルセデスベンツが同8.4%増の2万9594台と好調で、BMWも同26.3%増の3256台と高い伸び率となった。フォルクスワーゲンやクライスラーも順調に販売を伸ばした。

ただ、アウディが同8.3%減の4838台と低迷、販売を中止したオペルや、シボレー、キャデラックも不振だった。新たに取扱いを開始したボルボは151台だった。

中古車販売台数は同7.2%増の2万8627台だった。新車は取扱い車種を拡充したことや、中古車は大規模展示場を設置したことなどが奏功し、販売は順調で、増収となった。

経常利益は同27.3%増の46億円、当期純利益は同11.2%増の34億円になり、3期連続で増益となった。

《レスポンス編集部》

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