ブリヂストン、創業の地・久留米工場のリニューアルを決定

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ブリヂストンは、久留米工場の一部建屋の耐震補強工事を行い、生産設備・品目を再編、これに伴い、工場のリニューアルを行うことを決定したと発表した。

久留米工場は同社でもっとも長い歴史を持つマザープラントで、昨年最新の耐震診断を実施した結果、一部建屋について耐震補強対策が必要であることが判明した。

今回の工事では、1934年建設の第1建屋は隣接する本事務所と共に撤去し、耐震構造で平屋建ての建屋とそれに付随する事務所を新築する。新しい建屋の稼動は2010年初の予定。また、1958年建設の第2建屋は、2010年上期までに耐震補強工事を実施する予定。

久留米工場は、現在多品種のタイヤを生産しているが、工事完了後はこの両建屋を含む久留米工場の生産品種を、小型トラック用ラジアルタイヤとトラコンパ(乗用車用スペアタイヤ)、航空機用タイヤ、レーシング用タイヤに集約し、残る品種については、グループの海外工場への移管や外注化、バイアスタイヤからラジアルタイヤへの転換で対応する予定。また、一部の商品については、サイズの統廃合を進める。

同社はこれを機会に、集中と選択を通して生産品目をより市場にあった高付加価値商品へとシフトし、発祥の地である久留米工場をよりグローバルに競争力のある工場へと再編していくと、している。

《レスポンス編集部》

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