ダイムラークライスラーのメルセデスカーグループは11月の世界販売台数が前年同月比5％増の11万0800台となったと発表した。
1−11月の累計販売台数（メルセデスベンツ乗用車、マイバッハ、スマート）も5％増で、過去最高の114万7600台となった。
11月のメルセデスベンツブランド単独での販売台数は同9％増の10万1900台で、11月単月としては過去最高となった。とくに『Eクラス』、『Sクラス』、それにSUVが世界的に好調だった。1−11月の累計は104万2500台、同8％増となった。
メルセデスベンツの販売台数を地域別にみると、米国市場が11月もふたたび市場の平均を大きく上回り、同21％増の2万2100台となったほか、西ヨーロッパも同7％増の6万2300台だった。西ヨーロッパではドイツ市場がとくに好調で、同21％増の3万4100台を記録した。また、アジア太平洋地域でも過去最高の9900台に達した。
スマートの世界販売は11月単月が同24.2％減の8900台、1−11月が同21.0％減10万5100台だった。スマート『フォーツー』がモデル末期なことやスマート『フォーフォー』の生産中止の影響を考慮すると予想の範囲内としている。
