【新聞ウォッチ】出遅れ組の日産とNEC、燃料電池事業で提携へ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年12月21日付

●50年後の日本、人口9000万人割れ、出生率1.26に下方修正(読売・1面)

●2006年日本10大ニュース、一位紀子さまが男子ご出産(読売・1面)

●本間税調会長辞任へ、官舎問題安倍政権に打撃(朝日・1面)

●東証7カ月ぶり1万7000円台、円安企業に恩恵(毎日・10面)

●環境対応車搭載電池、日産とNECが新会社、トヨタ・松下陣営に対抗、生産2010年メド(日経・1面)

●「AD」7年ぶり改良、日産自動車(日経・15面)

ひとくちコメント

日産自動車とNECが自動車用電池事業で提携するという。きょうの日経が1面トップで報じている。

記事によると、ハイブリッド車や燃料電池車などの環境対応車に搭載する小型・大容量のリチウムイオン電池を共同開発するもので、2007年内に共同出資で新会社を設立、2010年までに生産・販売に乗り出す。

先に日産が発表した「グリーンプログラム2010」でも環境対応車に搭載する燃料電池の開発の必要性を唱っていたが、具体的な内容については明言しなかった。この分野では松下電器産業と組むトヨタ自動車が先行。三洋電機と組むホンダなどが追随している。

日産とNECは大きく出遅れており、最後尾から両社がどこまで追い込んでくるのか、今後の開発レース展開を注目したい。

《福田俊之》

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