レクター博士も筆の誤り?

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ハンニバル・レクター博士の生みの親である小説家トーマス・ハリスの最新作『ハンニバル・ライジング』(Hannibal Rising)が、アメリカやイギリスなどの英語圏で発売された。

レクター博士の少年期・青年期を描いた作品で、第二次大戦中の戦乱により家族を失ったレクター少年は、フランス・パリに住んでいる叔父と、その日本人妻レディ・ムラサキによって育てられる、というストーリー。同作品をもとにした映画も、2007年2月に公開される予定だ。

イギリスの新聞では、この『ハンニバル・ライジング』に関する書評が掲載されたものの、その多くが、作品中に出てくるフランス語の間違いを指摘している。

たとえば、シトロエンの小型車『2CV』については、「Deux Chevaux」と書くべきところを、「Deux Cheveaux」と e をよけいに加えてしまっている。また、「Gare de l'Est」(東駅)が「Gare de l'Este」、「Place des Vosges」(ヴォージュ広場)が「Place de Vosges」など、欧米人ならば、フランス語に堪能でない人でも気がつくレベルの間違いという。

発売を、2007年2月の映画公開やその前哨戦としてのクリスマス商戦に間に合わせるために、校正がおろそかになってしまったのではないか、と指摘されている。

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