ロールスロイスは1月7日から始まるデトロイトモーターショーで、2ドア・4シーター・コンバーチブルの新型、『ファントム・ドロップヘッドクーペ』を発表する。イギリス、グッドウッド工場で07年夏から生産が開始される予定だ。
デザインは、古典的なロールスロイスのデザインをややカジュアルな方向に解釈している。長いボンネット、大きなホイール、短いフロントオーバーハング、長いリアオーバーハングといった要素は過去のロールスロイスに従う。いっぽうでディティールには、『100EX』コンセプト(2004年)で初めて提案された手法も見られる。
チーフデザイナーのイアン・キャメロンは「このクルマの開発では、コンバーチブルを運転するとはどういうことかを改めて考えた。とくにそれがロールスロイスにとって何を意味するのか考えた」という。
「そして、この車はともに生活することが喜びになるような車にしようとした。エンジニアリングについては所有者に長年にわたって何の負担もかけないような車にしようとした」