トレーラーから落ちた鋼材に後続車が相次いで衝突

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6日早朝、京都府京都市伏見区内の府道で、走行中のセミトレーラーから積荷の鋼材が路上に落下。これに後続車が相次いで衝突する事故が起きた。トレーラーはその後も走り続け、大阪府枚方市内でも同様の積荷落下事故を起こしている。

京都府警・伏見署によると、事故が起きたのは6日の午前6時35分ごろ。京都市伏見区淀美豆町付近の府道を走行していた乗用車の運転者から「路上に落ちていた鋼材に衝突した」との通報が寄せられた。衝突したのはクルマ2台と原付バイク2台で、合わせて4人が打撲などの軽傷を負っており、それぞれの車両も小破している。

鋼材を落下させた車両はそのまま走り去っていたが、同日の午前6時55分ごろに大阪府枚方市渚西付近で鋼材の落下事故を起こしたセミトレーラーがあり、これが京都市伏見区での事故にも関係していたことが後に判明した。枚方市での事故でも後続車が巻き込まれ、1人が軽傷を負っている。

このセミトレーラーは福井県から大阪府内まで建設廃材を輸送しており、事故はその途中で発生していた。警察では39歳の男性運転手から道路交通法違反(落下防止措置義務)などの容疑で事情を聞いている。積荷の結束方法に問題があったとみられるが、運転手は脱落に気づいていなかったという。

《石田真一》

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