【東京オートサロン07】スズキ スティングレー コンセプト
自動車 ニューモデル
モーターショー

コンセプトモデルを見る限り、第一印象は角張っており初代ワゴンRに近い。しかし、ワゴンRの腰高なデザインに対して、STINGRAYの外観は重心が低めでどっしりしている。ウインドウもやや大きく、スズキの軽ワゴンとしてはゆとりのある空間を実現できているようだ。
コンセプトモデル専用のパーツとしては、LED製ヘッドライト、フロントバンパー、サイドスカート、リアバンパーあたりだろう。LEDは早ければ今年夏に欧州で認可の見通しとなっており、将来はこの顔で発売されるかも知れない。フロントグリルのメッシュ加工はサイドスカートにもあしらわれていた。フォグランプ周りやドアノブのクロームシルバーも専用部品だろう。
室内はハンドルやドアパネルにウッディなブラウン、ダッシュボードにガンメタリックを配していた。外観はクールな印象だが、インテリアはくつろぎを演出している。イメージリーダーとして見応えのあるクルマだ。
《杉山淳一》