「メルセデス・ベンツ ウインタードライビングエクスペリエンス」は、雪上での試乗体験のほかに、スタッフによる4MATICモデルのデモンストレーションも行なわれていた。
これは会場内に設けられた凹凸の路面を『Mクラス』で走破するというもの。たとえ1輪が浮いた状態でも確実にタイヤが路面をとらえ、確実に進んでいくようすや、そのような状態になっても通常と同じようにドアやテールゲートの開閉ができるボディ剛性の高さを目の当たりにすることができた。
さらに特設コースでの試乗だけでなく、希望により、会場周辺での公道試乗も可能だった。通常、ディーラーでの試乗とは違い、セールスマンに気兼ねすることなく気軽に試乗できるとあって、こちらも大勢のユーザーがメルセデス・ベンツ最新モデルの走りを体験し、クルマ選びの参考にしているようすが垣間見られた。
またファミリー向けに、子供向けの雪遊びスペースなども用意されていて、クルマ好きのお父さんだけでなく、家族全員で楽しめる工夫が盛り込まれていたのも、試乗イベントではなかなかお目にかかれないところだった。
このようにディーラーでの試乗では体験しえないことを気軽に体感できるとあって、2日間で2200人ものユーザーが参加した。今回は1回のみの開催ということだが、今後ともこのようなユーザー参加型イベントを、ダイムラークライスラー日本では定期的に開催していく計画だという。