日本電産、日立のモーター子会社を買収へ

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日本電産は、日立製作所の子会社で精密小型モーターなどを製造する日本サーボを買収すると発表した。日本サーボの株式公開買い付け(TOB)を実施する。

モーター製造の大手、日本電産は現在、IT機器を中心とした精密小型モーターに加え、車載用モーターの事業拡大を進めている。日本サーボは精密小型モーターやその応用製品の大手だが、グローバル展開が遅れていた。日本電産は日本サーボを買収することで、技術開発力を強化でき、日本サーボは高い技術力を活用した製品をグローバル展開できると判断した。

日本電産は日本サーボの株式1466株を保有しているが、TOBの実施で、発行済株式総数の過半数の株式を取得、子会社化する。

子会社化後も日本サーボの社名は現状のまま維持し、当面はブランドの使用も継続する。TOBによる買い付け予定で上限は設定しないため、TOBの結果、東証第2部の上場廃止基準に抵触した場合は上場を廃止する。

日本サーボは日立が筆頭株主で51%出資する。TOBは3月14日から4月12日までで、買い付け価格は1株につき260円。

《レスポンス編集部》

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